オブジェクト分割代入による仮引数

オブジェクト分割代入

まず、オブジェクト分割代入とは、オブジェクトのプロパティ名を変数名として一気に代入する仕組み。

let オブジェクト = {
  x: 'X',
  y: 'Y',
  z: 'Z'
}

// オブジェクト分割代入は、下記の構文で複数の変数に一気に代入する仕組み。
// オブジェクトのプロパティ名と変数名が一致したものが代入されるので、順番は関係ない。
let {変数1, y, x} = オブジェクト
console.log(変数1, x, y) // undefined X Y

オブジェクト分割代入による仮引数を使えば、仮引数の順番を気にしなくて済む。

// 仮引数の列挙を{}で囲む
function 関数({x, y}) {
  console.log(x, y)
}

let オブジェクト = {
  y: 'Y',
  z: 'Z'
}
// オブジェクトのプロパティ名と仮引数名が一致したものが代入される。
関数(オブジェクト) // undefined Y